山 行 報 告 | |
2008/6/21〜22 早池峰山 |
メンバー:根来、長谷川 記 録:長谷川 |
【コースタイム】
[21日]
花巻⇒小田越→薬師岳13:00→小田越避難小屋14:00(泊)
[22日]
小田越避難小屋6:10→早池峰山8:00→小田越避難小屋9:10→小田越9:40
【記 録】
[21日]
ロートル二人で「大人の休日倶楽部ミドル」活用して東北の山に行こうと計画した。最初、白神山地に行こうと調べたが、朝東京を出ても、午後五時半に白神岳登山口に着く列車しかないことが判明し断念。
それでは花の名山、早池峰山に行くことにし、計画を立てた。21日、宮城・岩手内陸地震が発生し、被災地の深刻な状況が連日、マスコミで報道された。
「どうしようかな」と思ったが、早池峰地域は交通も通常の状態だし、テレビでも岩手・宮城の旅館組合が観光振興促進の宣伝をしている報道を見て、「行かなくっちゃ」と合理化し、決行することにする。
しかし、私の体調が風邪をひいてしまい不安となった。小田越までバスを利用し、避難小屋に荷物を置いて出発。
樹林帯の急登が続く。樹林帯の中にもけなげに咲く花たちが迎えてくれる。オサバグサの大群落、コミヤマカタバミのちょっとピンクのスジ入ったかわいい花、ズダヤクシュの控えめな花、ミツバオウレンは雄蕊が個性を主張している。
急登の先には薬師岳頂上が待っていた。一気に視界が広がり、登山者の姿があった。イワウメやイワヒゲの白い花が私たちを迎えてくれた。
頂上を過ぎたあたりで小休止。あとは小山で下るだけ。ときどきガスの切れ目から早池峰山が見え隠れ。
小屋は快適。いつものように宴会モードに入る。静かな山の中で穏やかな語らいが続く。
[22日]
長谷川の風邪が悪化。根来さんの早池峰往復を送りだす。「花の写真をいっぱいね」とお願いし、ふたたびシュラフに入る。
外は霧雨。以外に早く帰ってきた。待たしてはいけないとノンストップ往復してきたみたい。パッキングをして小田越からバスに乗り、花巻へ。